表面に防水ウレタン加工を施し、傷はもちろん雨にも強くなりました。牛革本来の特徴でもある引き裂きや型くずれに対しても強く、6年間安心してお使いいただけます。前ポケットなど人工皮革を使うことが一般的な箇所にも、牛革を使うことで丈夫さにこだわりました。♯09と♯00で、表面のシボ感(シワ模様)が異なります。牛1頭からランドセル約5本をつくることができます。
なめした後さらに、皮の表裏の間にある「コードバン層」を磨き出すことから「革の宝石」とよばれる高級素材。銀面がないため軽く、丈夫さはそのままという優れた素材。牛革よりもさらに張りがあり、6年経っても型くずれを起こしにくいのが特徴。表面は、汚れが目立ちにくいつや消しで仕立てました。臀部(おしり)にコードバン層を持つ限られた品種1頭あたりから、ランドセルのかぶせ約2枚しかつくることのできない、希少な素材です。素材の特性上、ランドセルの本体にはむかないため、かぶせのみに使用しています。
天然皮革の構造・質感を人工的に表現し、軽さと6年間の耐久性を追求したランドセル用人工皮革。表面は水を通しにくく、刺繍などの細工も可能なしなやかさを持っています。合皮と混同されがちですが、製造方法や構造、耐用年数など、すべてが異なる日本製素材です。村瀬鞄行では、人工皮革の中でも「クラリーノ」と「コードレ」を厳選して使用しています。また、レザーフォートは人工皮革の中でもより牛革に質感を近づけた素材として採用した、村瀬鞄行独自の素材です。