Prize Edition
Standard
ジャパンレザーアワード2019 バッグ部門で、数ある応募作品の中からベストデザイン賞を受賞したランドセルを、そのまま製品化しました。 コンセプト…文明が進むほど均一化され、時に入れるべきものすら電子化されて無くなっていく鞄の世界で、時代と逆行したハンドメイドの技術や、生きた革を使い、時が経つのすら楽しいと思える鞄を製作。手縫いやひだ寄せなどの技術、シルエットの美しさ、背おいやすさはランドセルの良さを活かしながら、ランドセルの記号的な意匠は廃し、よりコンセプトが際立つ形づくりを目指した。かぶせの穴は光を通し、使うほどに牛の模様が浮かび上がる。Hide Randoseru Usi hide = 革、隠す hideru = 日照る
ミモザの樹皮を原料とした「フルベジタブルタンニンなめし」によって、じっくり時間をかけてなめしあげられたブランド「栃木レザー(牛ヌメ革)」を使いました。革独特の匂いや手触り、表面に残るシワや血筋は、天然素材が職人の手作業によって染め上げられたことの証。自然の素材を生かした手づくりの製品であるため、すべてが均一ではなく、ひとつとして同じ製品がないところが魅力です。 また、Prize Editionの穴から光が通って起こる日焼けは、光の当たり方などによって、焼け方が変わります。使えば使うほどオンリーワンになっていく様子をお楽しみください。 ご使用の前に、防水スプレー MT-7(別売)を吹き付けてください。使い始めの頃は、雨に濡れると撥水効果が薄れてしまいます。雨の翌日などに、防水スプレーをかけなおしてください。何度もスプレーを繰り返すうち、撥水効果自体も長持ちするようになります。日頃のメンテナンスにはトリートメント MT-1(別売)と、汚れ落とし MT-3(別売)をご使用ください。
6年間使う子どものランドセルである 匠プレミアム TP112と同様に、背中のへりや肩ベルトの付け根、下ベルトを手縫いで仕上げました。 職人の手によって革と糸が締め上げられ、とても丈夫に仕立てられています。素材、構造、そして手づくりにこだわった工程が揃うことで、一針ひとはり真心こめたランドセルになります。
メンテナンス
生産スタッフ たかさんのレビュー
私自身、この商品とほとんど同じテスト品を製作して、実際に通勤や出張に使用しています。 正直お手入れはサボりがちになっていますが、防水スプレーだけはこまめに(1〜2ヶ月に1回)吹いているので、何度か雨に降られてもキレイに使えています。 使い始めて半年が過ぎ、徐々に良い味が出てきているので、今後使い込んでいく中での変化も楽しみです。
本革の醍醐味である経年変化に着目して、JapanLeather Award2019で賞を頂きました。 使い込むほどに牛の模様が浮かび上がるPrizeEditionだけでなく、シンプルなStandardでもオイルヌメ革の経年変化を楽しめます。