村瀬鞄行では、革の色だけでなく、金具の色にもこだわってランドセルをデザインしています。
ランドセルの金具というと、昔からクロムメッキやニッケルメッキなど、シルバー色のものがほとんど。ふと「ランドセルに、ゴールドの金具をつけたら感じがいいかも」と思い立ち試作したところ、すてきなランドセルができあがりました。

村瀬鞄行では、「うす金」などと呼ばれる、あわい金色を採用しています。

シャンパンゴールドのようなうすめの色となっており、ひかえめな上品さが気持ちのよいカラーです。彩度をおさえた金色で、さまざまな革のカラーとも相性が良いです。
代替メッキではなく本金メッキをつかっているため、色あせにも強く6年間あんしんしてお使いいただけます。ゴールド金具は、赤っぽいレッドゴールドや黄色系のイエローゴールドなど、メッキ成分によってさまざまな色を作ることのできる、ランドセルメーカーとしても楽しいカラーです。

光をやわらかく反射するため、やさしいイメージのランドセルに。

色だけでなく、質感にもこだわりました。ギラギラした光沢のない、マット調にするための処理を一段階くわえて製造しています。

ここで、同じカラーのランドセルにゴールド金具、ソフトニッケル金具を取り付けたサンプルをくらべてみます。ランドセルにゴールド金具をつかうと、明るいイメージになったのが良くわかりますね。