多種多様な大マチのデザインは、いわゆる”イチョウ型”が主流。しかし匠にはこだわりをもたせ、新たな形状を使っています。

①口元の補強
最も変形しやすい、マチ上部の口元部分。ここは硬質な樹脂材でしっかり補強。簡単には折れない設計となっています。

②ステッチの保護
大マチと前段を繋ぐ、白糸の縫い目の横にも補強を追加しました。補強によって一段盛り上げるため、横にある縫い目を保護する機能があります。

③底部分の補強
ぶつけやすい角にあたる大マチ下部にも、芯材を追加して補強しています。見た目にも安定した印象のある、シンプルな線の素直なデザインラインで、伝統的で印象のやさしいランドセルになります。