小学生の荷物の重さが問題視されている昨今では、「ランドセルが重いのでは?」というご意見を目にすることもあります。そこで、村瀬鞄行として「本当にランドセルに原因があるのか?」を、5才〜10才の子どもたちに集まってもらい検証しました。
おもりを入れて一定量の動作をした際の筋肉の負担が、リュック(ランドセルより約800g軽いもの)と比べて3割も低減されました。今回は2.5kgの荷物を入れての検証ですが、実際の通学ではもっと重い荷物が入ることもあります。荷物が重くなるほど、さらに大きな差がつくことが想定されます。
座って安静にしているときの心拍数と、おもりを入れて歩いた際の心拍数の上がり幅が、リュック(ランドセルより約800g軽いもの)と比べて平均約16%低減されました。村瀬鞄行のランドセルは、リュックと比べて心拍数は上がりにくく、より疲れにくいと考えることができます。今回は坂道のない平坦な道を歩きましたが、勾配のある通学路や、長距離の通学に対しては、より高い効果が想定されます。
検証製品: A.村瀬鞄行のランドセル (販売しているものと同仕様) 本体1,250g + おもり2,500g = 合計3,750g B.一般的な仕様のリュックサック 本体450g + おもり2,500g = 合計2,950g
ひとりずつ体にセンサーを装着し、ランドセルにもおもりとセンサーを入れた上で、実験を行いました。