ランドセルがうっかりお茶でびしょ濡れになってしまっても、大丈夫!村瀬鞄行のランドセルなら、丁寧にお手入れをすれば、きれいにすることができます。実際に、麦茶で水浸しになったランドセルを使ってお手入れをしてみました。参考になるように、その手順やコツをまとめています。もしものときに、あわてず対応できるよう、ぜひご覧になってください。
実はこのトラブル、よくあるご相談なんです。たとえば、水筒のパッキンをうっかり付け忘れてしまったり、しっかり蓋が閉まっていないことに気づかず、そのままカバンに入れてしまったり…。思い当たる方も多いのではないでしょうか。実際に一度は経験されたことがあるかもしれませんね。 中身がこぼれてしまうと、「ランドセルに色が染み込んでしまったらどうしよう…カビが生えたり、においが残ったりしないかな…」と、不安になってしまいますよね。 でも、安心してください。ランドセルは水に強い素材でできているので、ちゃんとケアすれば大丈夫なんです。
※今回は実験のため、わざとランドセルにお茶をこぼしています。まねをしないようご注意ください。
ランドセルに長い間水分が残っていると、湿気がこもってカビやニオイの原因になります。できるだけ早めに、乾いたタオルや柔らかい布、キッチンペーパーなどを使って、水分をしっかりと拭き取ることが大切です。特にポケットの中や角の部分など、隅々まで拭き取ってあげましょう。 底板は両面テープで仮止めされているため、取り外して本体と同様にお手入れしてください。 *麦茶などをこぼしてカビが気になる場合は、先に硬く絞った布で水拭きするのがおすすめです。
水分をしっかり拭き取ったあとは、ランドセルを風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。中にかわいたタオルを入れておくと、より早くかわきます。また、扇風機の風をあててあげると、やさしく乾燥させることができるのでおすすめです。 *ドライヤーなどの熱風は劣化・変形してしまう可能性があるため、避けてください。 *外した底板は、乾燥させた後に必ず両面テープで貼り直してください。ボンドなどで固定してしまうと、修理ができなくなる恐れがあります。
お茶がこぼれた直後はもちろんですが、数日間は湿気がこもらないように注意しましょう。帰ってきたら、毎回ランドセルの荷物をすべて出し、かぶせ(ふた)を開けたままの状態で置いておくのがベストです。
お茶をこぼした場合でも、水分が飛べば大丈夫です。それでもご心配な方は、専用のクリーナーで拭いておくとカビの予防になり、より安心です。
今回使用したクリーナーはこちら レザリアンローション¥660 税込 ランドセル全体にお使いいただけます。柔らかい布に少量つけて汚れを拭き取ると、表面に薄い膜ができ、汚れやカビがつきにくくなります。さらに、ランドセルにツヤが出て、よりきれいな状態を保てます。
お気に入りのランドセルが汚れてしまっても、自分できちんとお手入れをすることで、ランドセルへの愛着がいっそう深まります。毎日使う大切なものだからこそ、きれいな状態を保ちたいものです。これからは、水筒のふたがしっかり閉まっているかどうかを確認してからランドセルに入れるよう、ちょっとだけ気をつけてみてくださいね。 今回は人工皮革のランドセルを使ってお掃除の方法をご紹介しましたが、本革製のランドセルについても基本的なお手入れの方法は同じです。 *汚れ方や状況によって、完全にきれいにならない場合があります。わざと汚さないよう、ご注意ください。 *ヌメ革については、傷や水分にたいしてデリケートなため、より優しく掃除してください。特に水分によるシミは完全に落ちない可能性があります。
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