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華へのこだわり

「華」はコンピューターミシンで縫えない。 一針一針に精魂を込めてつくられる。
ランドセルは約150のパーツから作られている。その1つ1つが分業で作られ、集められ、最後に組み立てられているのが一般の作り方。しかし、このランドセル「華」は1人の職人、おそらく、日本で唯一の職人でしか作ることができないものであると村瀬は考えている。
大量生産であれば今時のコンピューターミシンで華の柄部分を縫い上げれば簡単にできるはず・・・。それができないのが、このランドセル「華」の特徴。
生地をくり抜き、切り口を磨き、また生地を重ね、くり抜き、また磨き、そして盛り上げて縫う。これは一工程で一職人の技によるもの。
色と色が隣接している部分。細部まできっちりと色を塗り込む。
花びらにくり抜いた切り口に、ニスを塗る作業。業界用語で「コバ塗り」。慎重に、丁寧に塗らなければ、花びらが台無しになってしまうため、気を引き締め、集中する。
花びら一針一針に精魂を込め、できあがるまで1ヶ月を要する。待っている子供達へ、夢を、未来を託したい。

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